みなさんこんにちは。セイです。
「新NISAで資産運用してみたいけど、証券口座はどこがいいの?」
「失敗しない証券口座の選び方について知りたい!」
「自分に合った証券口座を知って、資産運用を始めたい」
本記事はこのようなお悩みを解決すべく、以下のような内容について解説します。
(読みたい方は直接タップで飛べます)
私の運用実績は以下の記事で公開しています。
そもそも新NISAって何?という方は以下の記事もあわせてお読みください。
新NISAで証券口座を選ぶ際のポイント
証券口座を選ぶ際、重視すべき点について書いていきます。
投資初心者または未経験の方が、新NISAデビューするという観点で書いていきます。
手頃に開設できるネット証券一択
まず、新NISAで資産運用を行うには大きく分けて
- ネット証券
- 対面型証券
- 銀行
のどれかで口座を開設することになります。
対面型証券会社や銀行を使うと、成長投資枠で投資信託を購入する際に手数料がかかる場合があります。
また、口座を開設する際に実際の店舗に足を運ぶ必要もあります。
反面ネット証券においては、手数料は無料、かつ、申し込みもネットで完結します。
申込方法も当サイトで詳しく解説しますので、ご安心ください。
したがって、ネット証券の利用が最もおススメになります。
ただもしもの時、対面でのサポートを希望される方は対面証券会社や銀行を選択するのも良いと思います。
当サイトではネット証券をおススメしていますので、ここから先はネット証券の紹介、比較で話を進めていきたいと思います。
証券口座比較早見表
代表的なネット証券5つについて、比較早見表は以下の通りです。
取り扱い商品の数
まず注目すべき点の1つ目は、取り扱い銘柄数の多さです。
数が多いほど選択肢が広がるため有利になります。
と、どこのサイトも紹介していますが、ぶっちゃけ大差ないと個人的には考えています。
投資未経験あるいは初心者の方は、S&P500連動型のインデックスファンドに長期積立するのが第一歩だと思っています。
そのうえで考えると、代表的な eMAXIS Slim S&P500 といったインデックスファンドはどの証券会社も取り扱いがあります。
投資上級者で、少しでも選択肢を広げたい、と考える方以外は、銘柄数の多さは優先度の低い観点になると思います。
クレジットカードやポイントとの連動性
「じゃあ、どんな観点で選んだらいいの・・・?」
そこで証券会社各社が差別化ポイントとして打ち出しているのが、
クレジットカード+ポイント還元
になります。
近年はポイ活という言葉がよく聞かれますよね。新NISAでの積み立て投資でも、ポイ活ができます。
例えば楽天カードはポイ活の代表例ですよね。
楽天カードでポイントがザクザク貯まる!というフレーズは誰しも聞いたことがあると思います。
新NISAの投資上限枠は1,800万円です。これを単純に銀行からの引き落としなどで行うのと、ポイント還元するのとでは大きく差が出ます。
仮に還元率0.5%のクレカ積立で1,800万円投資すると、9万円分のポイントになります。
大したことのない数字に見えるかもしれませんが、何もしないで9万円分得できるなら、やった方が良いと思いませんか?
ここからはポイントという観点をベースに、どのような方にどの証券口座が適しているか、ケース別に解説していきます。
新NISAケース別のおススメ証券口座
以下の3パターンで、およそ網羅できるのではないかと思います。(直接タップで該当箇所に飛べます。)
すでに何らかのポイントやサービスを使っている人
三井住友カードを持っている:SBI証券
すでに三井住友カードを持っている方は、SBI証券で積み立てることでVポイントに還元されます。
プラチナプリファードなら3%、ゴールドなら1%、ノーマルだと0.5%になります。
このような方はSBI証券で新NISAを始めるのが良いと思います。
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楽天カードを持っている、楽天ポイントを貯めている:楽天証券
楽天カードを持っている方は、楽天証券での開設がおススメになります。
プレミアムカードで1%、ゴールドカードで0.75%、ノーマルカードで0.5%の楽天ポイントが還元されます。
すでに楽天カードで楽天ポイントを貯めている方は基本的に楽天証券でクレカ積立するのが合理的です。
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dカードを持っている、dポイントを貯めている:マネックス証券
ドコモユーザーでdカードを持っている方は、マネックス証券でのdカード積立がおススメになります。
ポイント還元率はちょっと複雑ですが以下のようになっています。
積立額 | 還元率 |
5万円以下 | 1.1% |
5万円超~7万円以下 | 0.6% |
7万円超~10万円以下 | 0.2% |
最大1.1%還元!で他の証券会社よりも高いように一見見えますが、金額に条件があることは要注意です。
積立金額が5万円以下なら1.1%なので、この範囲なら還元率は高いですが、超えると還元率は下がります。
最大の10万円で積み立てると、合計のポイント還元率は0.73%になります。
とはいえ0.73%もノーマルカードにしては高い還元率になりますので、dカードユーザーの方はマネックス証券で良いのではないでしょうか。
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au PAYカードを持っている、pontaポイントを貯めている:auカブコム証券
auユーザーでかつ、auPAYカードを持っている方は、auカブコム証券がおススメです。
他の証券会社ではゴールドカードにしないと還元率は1%に届きませんが、auPAYカードでの積み立てはノーマルでも1%です。
また、auPAYカードは条件なしで常に還元率1%なので、シンプルにポイントを貯めやすいカードと言えます。
クレカ積立で得られるpontaポイントはそのままauPAYカードの支払いに充当できるため、使い道も問題ありません。
auユーザーでなくても、細かい条件を気にせずにポイ活できるauPAYカードは結構おススメだと思います。
とりあえずauPAYカードを持っている方はauカブコム証券の開設を検討してみて下さい。
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現状特にポイントにこだわりがない方
ここからは現状特にポイントにこだわっていない方、どのポイントを貯めていけばいいのか悩んでいる方に向け、いくつかおススメを紹介していきます。
三井住友カードゴールド × SBI証券
個人的におススメしたいのは、三井住友カードゴールド × SBI証券でのクレカ積立です。
三井住友カードゴールドは、年会費5,500円がかかるカードですが、年間100万円以上利用すれば、年会費が永年無料になります。
最近は水道電気ガス料金、家賃などもクレジットカード決済ができるようになってきています。このような生活費の支払いをクレジットカードにすれば、年間100万円は普通に到達する水準です。
ゴールドカードならではの旅行保険や空港ラウンジ利用ができるなどのサービスを実質無料で受けられますし、新NISAのクレカ積立も1%という高還元率を実現できます。
またコンビニやマクドナルドなどの対象店舗だと還元率は5%、スマホのタッチ決済なら7%という破格の還元が受けられます。
※クレカ積立の利用金額は年会費無料条件には含められませんので、ご注意ください。(クレカ積立以外の使い道で100万円使う必要がある)
年間100万円は普通に使って、コンビニやマック、サイゼリヤなどのチェーンをそこそこ利用する方は、三井住友カードゴールド+SBI証券が断然おススメになります。
ちなみに私は三井住友カードゴールド(厳密にはオリーブフレキシブルペイゴールド)+SBI証券で新NISAを活用しています。
より詳しいカードスペックなどは公式サイトに行って直接確認してみてください。
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三井住友カードを作りつつ、SBI証券の口座開設も忘れずにやりましょう。
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楽天カード × 楽天証券で楽天経済圏
楽天経済圏と呼ばれる言葉をご存じでしょうか?
楽天ポイントは楽天カードに加えて楽天市場、楽天モバイル、楽天トラベル、楽天銀行、、、など、生活の多くの場面で貯めることができます。
あらゆるサービスを楽天で統一して、楽天ポイントをザクザクためて生活することを、楽天経済圏と呼ぶのです。
楽天証券でクレカ積立をすれば、ゴールド(年会費2,200円)なら還元率0.75%、ノーマルなら0.5%で、楽天経済圏の一つとなりえます。
単純にクレカ積立のポイントだけで言えば、先述した三井住友カードゴールドの1%の方が高く、(年間100万円利用で)年会費も無料なのでそちらに軍配が上がります。
しかし、楽天市場のSPUを、楽天モバイルや楽天トラベルなどと組み合わせるとポイント獲得量は高くなります。
つまり楽天市場で普段買い物をしている方なら、楽天カードを作って楽天証券で積み立てをし、その他の楽天サービスも利用する方がポイントは多く集められるでしょう。
楽天市場を普段利用していて楽天カードを作っていない方は少数だと思いますので、これに当てはまる方は少ないかもしれませんが。
\楽天経済圏でポイントがザクザク貯まる!/
逆に普段はAmazonで買い物をしていて、楽天サービスを特に使っていないなら、先ほど書いた三井住友カード+SBI証券が還元率の面では勝ってきます。
ポイントを手軽に貯めたいならauカブコム証券+auPAYカードもアリ
最後に、上記2つがごちゃごちゃして分かりづらかった!という方は、auPAYカード+auカブコム証券もおススメです。
auPAYカードは年会費無料で、カブコム証券で積み立てればポイント還元は1%です。
クレカ積立でのポイント還元率が無条件で1%というのは、今回紹介した中では最も高いです。
さらに、auPAYカードは普段使いでポイント還元率が1%で、こちらもシンプルに高いです。
最適なムーブ(三井住友カードで年間100万円以上、楽天経済圏で統一する、など)をするのが面倒、思考停止で最も期待値の高いポイント還元を求めるなら、
auPAYカード+auカブコム証券
は結構おススメです。
特にauユーザーの方はauPAYカードとの親和性も高いと思いますので、ますますおススメです。
\無条件でポイント還元率1%の高水準/
auカブコム証券の開設もお忘れなく。
\auPAYカードでの積み立てで最高レベルの還元率を実現!/
総比較表
ここまで紹介してきた3パターンの総比較を見やすくまとめてみます。
三井住友カードゴールド + SBI証券 |
楽天カードゴールド + 楽天証券 |
ayPAYカード + auカブコム証券 |
|
クレカ年会費 | 0円(*1) | 2,200円 | 0円 |
クレカ自体の標準還元率 | 0.5% | 1% | 1% |
NISA以外のクレカ年間利用料 | 100万円 | 100万円 | 100万円 |
毎月の新NISAクレカ積立額 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
クレカ積立還元率 | 1% | 0.75% | 1% |
獲得ポイント総数 | 27,000(*2) | 16,800(*3) | 22,000 |
*1:年間100万円以上利用で年会費無料条件適用
*2:年間100万円利用でのボーナス10,000ポイント込み
*3:獲得ポイントから年会費を引いた実質ポイントで算出
このようにみると三井住友カードゴールド+SBI証券が最もポイント還元が高いですね。
しかし、楽天の場合経済圏によるポイントアップは考慮していませんので、そちらはご注意ください。(楽天経済圏をフル活用すれば楽天ポイントが最強レベルに躍り出てきます。)
ポイ活にこだわりがない方
ポイントを多いと思うか少ないと思うかは人それぞれですが、大差ないなと思われた、ポイ活が面倒と思う方はとりあえず
SBI証券での開設をおススメします。
銘柄数やポイントとの連動性に重きを置かないなら、選ぶべき理由は知名度や将来性、安心感となってくるでしょうか。
SBI証券はここまで書いてきた通り、三井住友カードとの連携性があります。
三井住友フィナンシャルグループは国内大手財閥の一角をなしており、その規模や知名度、経営の安定性、今後の将来性を見ても安心できるので、そこと連携しているSBI証券は最も安心して選べる対象かと思います。
また、口座開設数も国内トップで、みなさんから選ばれています。(2位は楽天証券、3位は野村證券)
以上のような理由から、SBI証券を選ぶのが間違いない選択かと思います。
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新NISAで資産運用を成功させるために
新NISAでどの証券口座を開設すればいいのかについて、およそ目星がついたでしょうか。
ここからは新NISAに取り組んでいく上で大切なポイントを書いていきます。
どんな銘柄を購入すればいいのか?
口座を開設したら、次は銘柄選択です。
新NISAをこれから始めようと思っている初心者の方は、
投資信託の中のインデックスファンドを購入するのがおススメになります。
投資信託って何?インデックスファンドって何?という方は以下の記事で解説しています。
一言で言うと、長期目線で安定した利益が得られる可能性が高い投資商品です。
さらにインデックスファンドにおいても、S&P500やオールカントリー、日経平均などの種類があります。
個人的におすすめしたいのは、
S&P500連動型のインデックスファンドです。
ざっくり言うとアメリカ経済に連動する商品で、アメリカ経済が伸びれば資産が増え、その逆もしかり、という商品です。
投資信託についてざっくりまとめると以下のような絵になります。
筆者の実績
私は過去5年半、つみたてNISAで全米連動商品を運用してきましたが、ほぼ倍になるまで伸びています。
あわせて全世界や先進国という商品も運用し、全米連動商品が最も成績が良いです。
このような実績からも、S&P500連動型の商品をおススメしたいと思っています。
もちろんこの結果が再現すると保証するものではありません。
最終的な判断・意思決定はご自身の責任でお願いします。
私の運用実績は以下の記事で詳しく紹介しています。
今日から新NISAによる投資を始める未来、始めない未来
最後に私と同じ30代の方に向けて、今日から投資を始めることの大切さについて説明しようと思います。
- 30歳から投資スタート、毎月3万円を積み立てる
- 50歳から投資スタート、毎月7万円を積み立てる
- 30歳から堅実に貯金だけを積み上げる
これらの条件で、投資による年利は5%、複利運用、65歳(定年)までを区切りとして計算すると以下のようになります。
投資スタート年齢 | 毎月のつみたて(貯金)額 | 65歳時の元本 | 利益 | 総資産 (元本+利益) | 65歳以降毎月の不労所得 (運用しながら元本減らさず) |
30歳 | 3万円 | 1,260万円 | 約1,990万 | 約3,250万円 | 135,480円 |
50歳 | 7万円 | 1,260万円 | 約550万 | 約1,810万円 | 75,525円 |
30歳から貯金のみ | 3万円 | 1,260万円 | 0円 | 1,260万円 | 0円 |
パターン1と2の差は、運用期間です。この運用期間の差で、利益に約1,400万円の差が生まれています。
これは、複利効果によるものです。
複利運用では雪だるま式に資産が増えていきますので、運用期間が長ければ長いほど資産増加量は大きくなります。
つまり、
貯金を続けて、遅い年齢から積み立て投資を始める、ひと月当たりの積立金額は多くできる。
よりも、少額ながらも早い年齢から積み立て投資を開始した方が、将来的な資産額は大きくなる期待ができます。
最後まで貯金だけで突っ走るのは、論外ですね。
※もちろん投資は元本割れの可能性がありますので、生活資金をつぎ込んでまで行うべきではありません。上記の計算も結果が保証されるものではありませんので、ご了承ください。
想定した年利は5%ですが、S&P500の過去の平均年利は10%です。5%でも、正直控えめな計算ではあります。
証券口座を開設して、明るい未来への第一歩を踏み出そう
本記事を一通り読んでいただけた方は、新NISAで資産を増やすための基本的な知識が身に付いたと思います。
何よりも第一歩目は証券口座の開設です。まとめ表を以下に再掲します。
自分にとって適切な証券口座を知りたい方は以下の部分をお読みください。
個人的なイチオシは、三井住友カードゴールド×SBI証券の組み合わせです。
気になった方はぜひ公式HPをチェックしてみてください。
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本記事の内容は以上です。お読みいただきありがとうございました。